景気敏感株とディフェンシブ株の見分け方

個別株

ポートフォリオを作るために銘柄の特徴を理解しよう

今回のテーマは景気敏感株とディフェンシブ株についてです。
景気に敏感な株と敏感でない株があることをご存じでしょうか?

私は高配当株投資をするにあたり、銘柄を分散したいと思いました。
しかし、どのように分散すれば良いのか分かりませんでした。
その際、調べて出てきた考え方のひとつが景気敏感株とディフェンシブ株です。
もし、同じように悩まれている方がいれば、ご一読してみてください。

当記事を読んでいただきたい方

  • 個別株の購入を検討している方
  • 景気敏感株とディフェンシブ株について興味のある方

今回のゴール

  • 景気敏感株とディフェンシブ株の概要を理解し説明することができる
  • 個別株の購入に景気敏感株とディフェンシブ株の考え方を活用できる

景気敏感株

概要

景気の動向に業績、株価が左右されやすい株式全般のことです。
経済危機など、市場全体が大きく変動する時に株価が連動する傾向があります。

特徴

景気敏感株は、不況から好況に向かい始める時に強く上昇する傾向があります。
逆に、景気が後退する時には強く下落することがあります。
上手く株価上昇の波に乗れば利益を狙えますが、大きな損失を受けることもあります。
つまり、景気敏感株はリスクが大きい株になります。
別の言い方をすると、ボラティリティが大きいとも表現します。
※ボラティリティ=株価の変動しやすさを表す指標のこと。大きいと変動しやすい。

代表的な業種

鉄鋼、化学、紙パルプなどの素材産業や工作機械などの設備投資関連が該当します。

ディフェンシブ株

概要

景気の動向に業績、株価が左右されにくい株式全般のことです。
「守りに強い」という意味でこのように呼ばれています。

特徴

景気が後退したときでも業績が下がりにくく、株価が安定する傾向があります。
大きな利益を期待できない代わりに、大きな損失も受けにくいということです。
つまり、ディフェンシブ株は景気敏感株と比べて、リスクが小さい株になります。

代表的な業種

生活必需品である食品や医薬品、社会インフラである電力・ガス、鉄道、通信などが該当します。

私のポートフォリオへの活用方法

私の投資方針に合う銘柄を探すときに活用しています。
私は高配当株投資をしており、将来的には50銘柄以上に分散することを目標にしています。
また、景気の動向に左右されにくいポートフォリオを目指しています。
そのため、ディフェンシブ株の割合が大きくなるように銘柄を選んでいます。
業種で株価の変動の傾向を知っておくことで、大きな視点からふるいにかけやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

  • 景気敏感株は景気の動向に業績、株価が左右されやすい株式全般のことである
  • ディフェンシブ株は景気の動向に業績、株価が左右されにくい株式全般のことである
  • 投資方針に合う銘柄を探す時に活用できる

投資はあくまでも自己責任です。
自己責任だからこそ、自分の投資方針を作り、作った方針を守る投資をしたいものです。
今回の記事があなたの投資生活の参考になれば幸いです。

今回は以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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