貯金のおすすめ本を紹介 行動して貯金力をアップしよう

貯金

今回は貯金力アップに役立った本を紹介

皆さんは毎月収入の何%貯金できていますか?
私は5年前まで0%、ひどいときはマイナスの時代がありました。
ところが、いまでは収入の30%を貯めることができています。
コロナ禍ということもありますが、少なくとも収入の10%は貯金できるようになりました。
しかも、生活水準を下げることなく3年以上継続しています。

先日、美容室で若手アシスタントさんが
「給料から家賃や携帯代を支払うと、お金がなくなっちゃう・・・」
「貯金するために、いまは食費を削ってるんです」
と話していました。
社会人になりたての頃は、お給料も少ないので、生活するだけで大変だったりしますよね。
貯金するなら、健康的かつ、生活水準を落とさずに実現したいものです。

そこで、今回は貯金力アップに役立った本を1冊紹介したいと思います。

当記事を読んでいただきたい方

  • 支出を抑えたいけど、どこから始めたら良いか分からない方
  • 貯金をしようと頑張ったけど、続かなかった方
  • 社会人になりたてで、毎月の生活費に困っている方

おすすめ本「年収200万円からの貯金生活宣言」

今回紹介するのは以下の本です。

年収200万円からの貯金生活宣言(横山光昭著 ディスカヴァー・トゥエンティワン)

横山光昭さんは家計再生コンサルタントとしてご活躍されている方です。
2009年に初版が発行されています。
2009年というと「10年以上前の本だし内容が古いのでは?」と思う方がいるかもしれませんね。
しかし、時代は変わっても考え方は変わらないことがこの書籍には書かれています。
つまり、貯金力をアップする本質が詰まった1冊ということです。

この本をおすすめする3つの理由

  • 再現性が高い
  • 支出の考え方を学ぶことができる
  • 今日からでも始められる

再現性が高い

この本に書いてある方法は再現性が高いと考えています。
難しいことは書いておらず、ステップを踏んで取り組むだけです。
また、後半には「誰でも貯められる横山式90日間貯金プログラム」があります。
期間ごとに具体的な行動が記載されていてチャレンジしやすいです。

支出の考え方を学ぶことができる

支出の考え方として以下を学ぶことができます。

  • 「固定支出」と「流動支出」
  • 「消費」と「浪費」と「投資」

支出を下げるためには固定費から削減するのが効果が高いです。
その理由と具体的に記載されています。
また、お金の使い方には「消費」「浪費」「投資」の3つタイプがあることが書かれています。
私はこの3つのタイプの考え方が目からうろこでした。
いまでは、お金を使う前に消費と浪費と投資のどれに当たるかイメージするようになりました。

今日からでも始められる

この本には今日から始められる行動が記載されています。
前述したお金を使う前に消費と浪費と投資のどれに当てはまるかイメージすることも一例です。
読み進めながら行動を変えていけるのがこの本のいいところだと思います。

私の貯金力アップ体験談

ここからは私がこの本を読んで貯金力をアップした体験談を紹介していきます。

  • きっかけは月初から生活費が残り数万円
  • 「年収200万円からの貯金生活宣言」と出会う
  • クレジットカードは借金と知る
  • 支出を見直しは「固定支出」からと知る
  • お金の使い方を「消・浪・投」でイメージする
  • 横山式90日間貯金プログラムに挑戦

きっかけは月初から生活費が残り数万円

貯金力アップをめざしたきっかけは、月初から生活費が残り数万円になっていたことです。
ある日、銀行に通帳記入に行き、愕然としました。
先月末に振り込まれた給料がに数万円になっていたのです。
そこから1ヵ月の生活が始まるので、貯金どころかマイナスになってしまいました。
「なんでこんなことに・・・」
20代の頃は貯金できていたのに、30代になってから貯金力が大幅にダウンしていました。
このままではダメだと思い、お金の使い方を見直すことにしました。

「年収200万円からの貯金生活宣言」と出会う

私は仕事などで困ったことがあるとよく本を読みます。
今回も貯金力をアップすべく本を探しました。
当時、投資信託を始めようとしていて、書籍を購入し勉強していました。
投資信託の勉強で読んでいたのが、同著「はじめての人のための3000円投資生活」でした。
私は横山光昭さんが「年収200万円からの貯金生活宣言」を書かれていることを知りました。
さっそく本屋に行き、本を手に取ったのです。

本を開くと、いきなり「貯金力チェックリスト」が付いていました。
結果は60点。注意が必要なレベルでした。
中身をパラパラめくり、行動しやすい内容になっているのを確認し、購入を決定しました。

クレジットカードは借金と知る

体験談の冒頭で、月初から生活費が残り数万円になっていたことを書きました。
原因はクレジットカードの買い物にありました。
月初に先月のカード利用分が、借金の返済のごとく給料から引かれていたのです。
クレジットカードは手元にお金がなくても買い物ができる魔法のようなカードです。
私はこの魔力の虜になっていたのです。
カードは正しく使えば生活を豊かにしてくれます。
しかし、私は正しく使えていなかったので、生活が苦しくなっていたのです。
本を読んで、ハッと気づかされたのを今でも覚えています。

支出を見直しは「固定支出」からと知る

お金を貯めるには支出を抑える必要があります。
私は手短に始められる食費や服飾費を削ろうと考えていました。
しかし、本を読み、支出の見直しは「固定支出(固定費)」から始めることを知りました。
本の中では、支出を「固定支出」と「流動支出」に分けています。
固定支出を減らすことの重要さを知り、できるところから見直しました。

お金の使い方を「消・浪・投」でイメージする

本の中で、お金の使い方を「消費」と「浪費」と「投資」の3つに分けています。
この考え方は目からうろこでした。
「消費」は生活するのに必要なものの購入する支払い全般です。
「浪費」は生活に必要でないもの、いわゆるムダづかいです。
「投資」は将来の自分にとって有効につながる生産性の高い使い方です。
私の30代は支出の割合のうち「浪費」が高すぎました。
毎週のように県外に出かけたり、必要以上の洋服を購入し、ムダづかいをしていました。
一方、「投資」は書籍の購入くらいで、かなり低い状態でした。
「消・浪・投」を知ってから、お金を使う前にどれに当たるかイメージするようにしています。
現在は、浪費の割合を減少し、投資の割合を増加することに成功しています。

横山式90日間貯金プログラムに挑戦

いよいよ横山式90日間貯金プログラムに挑戦です。
ワークシートが付いており、どの時期に何を行うか具体的に書かれていました。
1ヵ月目(ホップ)は、目標設定やお金の使い方を見直す期間でした。
この期間で通信費や家賃などの固定支出をノートにまとめました。
また、毎週の県外への外出、洋服の購入を控えるようにしました。

2ヵ月目(ステップ)は、家計簿をつけて、お金の流れを見える化する期間でした。
家計簿というと固く考えがちですが、最初はメモ程度と書いてあり、ハードルは低かったです。
1ヵ月つけた後に見返すと、消費・浪費・投資が一目瞭然でしたね。
現在も家計簿は続けていますが、つけなくても月末にいくら残るか分かるようになりました。

3ヵ月目(ジャンプ)は、2ヵ月目の行動の継続とお金を使ってみる期間でした。
また、90日間のふり返りを行いました。
私は、固定支出のうち、携帯電話の契約見直しと不要なサブスクの解除を実行しました。
金額にすると1万円削減できました。
また、3ヵ月目には収入の10%貯金を達成しました。
自分のお金の流れを知れたことが一番の収穫だったと思います。

まとめ

今回は貯金力をアップできるおすすめ本をご紹介しました。
年齢や性別問わずに行動できるエッセンスが詰まった本だと思います。

実行した私からのアドバイスは、100点を目指さないことです。
80点取れれば良しと考えるくらいがちょうどいいです。
100点を取ろうとすると、どうしても無理をする場面が出てきます。
無理すると嫌な気持ちになり、モチベーションの低下につながります。

この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ本を読んで、行動してみてくださいね。
今回は以上になります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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