ロールオーバーとは?非課税期間を延長できる仕組み

NISA

一般NISAにはロールオーバーという仕組みがある

ロールオーバーという仕組みをご存じでしょうか?
私は一般NISAを始めるときに、ロールオーバーの仕組みがよく分かりませんでした。

運用成果がでてるから、まだ売却せずに非課税のまま運用したい

運用成果がでていないから、いま売却しても非課税のメリットが受けられない

このように考える方もいらっしゃると思います。
ロールオーバーの仕組みを知っていると、解決の糸口になると思います。
当記事では、ロールオーバーの仕組みの概要、メリット、デメリットを紹介していきます。

当記事を読んでいただきたい方

  • 一般NISAを利用、検討している方
  • ロールオーバーの概要を知りたい方

今回のゴール

ロールオーバーの概要について説明できる。

ロールオーバーは運用中の商品の非課税期間を延長できる

ロール―オーバーは、NISA口座で運用している商品の非課税期間を延長できる仕組みです。
非課税枠で運用している商品を新しい非課税枠に移すことで、非課税期間を延長します。

ロールオーバーができるのは一般NISA

ロールオーバーができるのは一般NISAです。
つみたてNISA、2024年1月開始予定の新NISAにはロールオーバーはありません。
つまり、一般NISA口座の中でのみ、非課税期間が延長できます。

非課税期間の延長は5年

ロールオーバー後の非課税期間は5年です。
つまり、最大で10年間、非課税で運用することができます。
ロールオーバーする時の取得価額は時価です。
もし、時価が120万円を超えている場合でも、非課税枠に移管することができます。

ロールオーバーのメリット

運用中の商品の非課税期間を延長できる

ロールオーバーのメリットは非課税期間を延長できることです。
例えば、株価や投資信託の基準価額は、一般的に上昇と下降を繰り返します。
運用成果がマイナスの時に非課税期間の期限が到来すると、非課税のメリットはゼロです。
しかし、非課税期間を延長することで、運用成果がプラスになる時期を待つことができます。
プラスになれば、売却時に非課税のメリットを受けることができます。
また、運用成果が右肩上がりの商品なら、非課税期間を延長して収益を得ることもできます。

ロールオーバーのデメリット

移管先の非課税枠が減る

ロールオーバーのデメリットは移管先の非課税枠が減ることです。
ロールオーバーは運用中の商品を新たな非課税枠に移管します。
例えば、一般NISAで2022年に非課税期間が終了する商品A(時価50万円)を考えてみましょう。
2023年には新たに120万円の非課税枠が設けられます。
商品Aを2023年の非課税枠に移すと、時価50万円を使用したことになります。
つまり、120万円から50万円を差し引いた70万円が非課税枠で投資できます。
仮に、時価120万円の商品を移管すると、その年に非課税枠で投資できる金額は0円です。
購入したい商品が見つかっても、非課税枠を活用できない場合があるのです。
このように、年間の非課税枠が減ることがロールオーバーのデメリットです。

まとめ

今回はロールオーバーについて解説していきました。

  • ロールオーバーは非課税期間を延長できる仕組み
  • ロールオーバーできるのは一般NISA
  • ロールオーバーすることで非課税期間のメリットを長く受けることができる
  • ロールオーバーすると移管先の非課税枠が減少する

非課税枠で購入した商品を長く保有し続けるのであれば、活用したい仕組みですね。
今回は以上になります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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