2023年6月買付分から楽天カード決済のポイント還元率が改定
2023年6月買付分から、楽天カードによる決済のポイント還元率が改定されます。
そこで、改定のポイントをまとめてみました。
今回の改定は、2024年1月から開始される新NISAの口座開設の検討材料にもなります。
読んでいただいた方の参考になれば幸いです。
今回のゴール
楽天カード決済のポイント進呈率の改定について理解した状態になる。
当記事を読んでいただきたい方
- 楽天証券で投資信託の購入を検討している方
- 投資信託を運用する証券口座を検討中の方
- 楽天証券の投信積立を楽天カードまたは楽天キャッシュで決済している方
改定のポイント
- 還元率0.2%の銘柄が楽天カードの種類に応じて0.5%~1.0%にアップ
- 楽天キャッシュ決済の併用で毎月10万円までの積み立てがポイント還元
還元率0.2%の銘柄が楽天カードの種類に応じて0.5%~1.0%にアップ
楽天証券の投信積立は、楽天カードでクレジット決済ができます。
これまで代行手数料が0.4%未満の銘柄を楽天カードで決済した場合、還元率は0.2%でした。
(※代行手数料とは信託報酬のうち楽天証券が手数料のこと)
これが、決済する楽天カードの種類に応じて還元率が設定されるようになりました。
なお、クレジット決済で積み立て可能な上限金額は毎月5万円です。
また、代行手数料が0.4%以上の銘柄の還元率は、従来通り1.0%で変更ありません。
変更前と変更後をまとめると以下のようになります。
<改定前>
代行手数料 | ||
0.4%以上 | 0.4%未満 | |
通常カード | 1.0% | 0.2% |
ゴールドカード | ||
プレミアムカード |
<改定後>
代行手数料 | ||
0.4%以上 | 0.4%未満 | |
通常カード | 1.0% | 0.5% |
ゴールドカード | 0.75% | |
プレミアムカード | 1.0% |
代行手数料が4%未満の銘柄は楽天証券のHPに掲載されています。
条件の判定は前月の12日時点の設定状況にもとづいて行われます。
楽天キャッシュ決済の併用で毎月10万円までの積み立てがポイント還元
楽天証券では楽天キャッシュでも投信積立の決済ができます。
楽天カードからチャージすることで、対象銘柄に関係なく0.5%のポイントが還元されます。
楽天キャッシュ決済で積み立て可能な上限金額は毎月5万円です。
つまり、楽天カードのクレジット決済と併用すれば、毎月10万円までポイントが還元されます。
仮に、代行手数料4%未満の銘柄を5万円ずつ購入した場合の獲得ポイントは以下の通りです。
クレジット決済分 | 楽天キャッシュ決済分 | 合計 | |
通常カード | 250pt | 250pt | 500pt |
ゴールドカード | 375pt | 625pt | |
プレミアムカード | 500pt | 750pt |
決済方法ごとに積み立て設定をするので、決済方法の単位でポイントが還元されます。
既に積み立て設定している方への影響は?
代行手数料4%以上の銘柄を楽天カードでクレジット決済している場合
影響はありません。
代行手数料が4%以上の銘柄の還元率は1%のまま変わらないからです。
代行手数料4%未満の銘柄を楽天カードでクレジット決済している場合
設定している楽天カードの種類によって還元率が0.5%~1%にアップします。
楽天キャッシュで決済している場合
代行手数料4%未満の銘柄を積み立て設定している場合は見直しの余地があります。
楽天カードの種類によって、クレジット決済の方が還元率が高くなるからです。
その他の方法で決済している場合
楽天キャッシュ決済と同様、楽天カードを保有している方は見直しの余地があります。
まとめ
低コストファンドの投信積立を楽天カードで決済している方には嬉しい改定です。
また、楽天カード以外で決済している方も保有カードの種類によっては見直しの余地があります。
私は楽天キャッシュで決済していたのですが、楽天プレミアムカードの決済に変更しました。
0.5%の違いとはいえ、毎月のことと考ると獲得できるポイント差は大きいですからね。
なお、必ず10万円まで投資しないといけないわけではありません。
あなたの環境に合わせて最適な投資スタイルを見つけてくださいね。
今回は以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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